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Ⅰ.キーワード |
オープンデータ | アナライザブルレポート | |
コンテンツマスタ | データソムリエ | |
CrossAnalysis | CrossGather | CrossTalk |
Ⅱ.緒言 |
Ⅲ.目的 |
Ⅳ.特徴 |
本システムは市民のコミュニティのもとで作りあげ発展するオープンデータ分析システムです。以下の仕組みによって普通の一般市民にデータに潜む課題をメッセージとして訴求することを目的としたシステムです。
図1
データがデータのままでは意味がありません。 データが意味するところを一般市民には訴求する必要があります。 そこで一般市民をも巻き込んで議論を発展させる仕組みとして有志による以下の役割を担う者を設定します。
一般市民には一義的には「データソムリエ」のレポートとして提供します。
しかし,一般市民自身で「そのレポートを検証してみたい。」「もっと異なる視点でデータを扱ってみたい。」
あるいは「レポートで扱っている特定の街ではなく自分の街についても同様に分析してみたい」との要望があるかもしれません。
このようなとき元のレポートのグラフからソースデータに導く手段を有し,この手段と
「CrossAnalysis」機能を利用して独自の分析を行います。加えて「CrossGather」機能で集積された多くの情報を参照することができます。
そして,このような機能を利用して一般市民自身が「データソムリエ」となり新たなレポートとして発信します。
このように一つのレポートから関連する多くの情報に導いて閲覧者自身が検証し独自の分析が可能で、これを新たなレポートとして生み出せるレポートをここでは「アナライザブルレポート」と呼びます。
「アナライザブルレポート」では常に正しいデータが継承されなければなりません。
このために「コンテンツマスタ」がデータの出典を明示すれば,
このデータを利用するレポートには,その情報が継承され,その処理方法についても互いに検証できる仕組みを有しています.
Ⅴ.機能 |
データベース構築機能 |
CrossAnalysis |
CrossGather |
尚,各テーマにはテーマ毎にコンテンツ(ソースデータ及びグラフ)を管理する機能があります。 これらの機能を利用するためには各テーマのコンテンツマスタに連絡して利用権を付与してもらう必要があります。
CrossTalk |
Ⅵ.構成要素 |
図1で示したように本システムは一般市民の参加のもとで構築するオープンデータの持寄りシステムです。
その構成要素を図2で示します。
図2.構成要素
このデータバンクはRDB(リレーショナルデータベース)で構成され, 持寄られたデータを互いに紐付け(リレーション)、関連付け(リンク)ることでデータに広がりを持たせた上でWEBのインターラクティブな操作に応じて, このデータベースに対して動的にSQL(データベースへの問い合わせ言語)を発行することで一般ユーザに対しデータの多様な見方を提供するものです。
このデータベースへのデータの入力手段として
出力機能のとしてCrossTalk機能を提供し、 将来的にはここに集積されるデータを自由に利用いただくためのAPIを公開することを考えています。
尚, オープンデータと言っても使用されている語彙が統一されていないことが多いのが現状です。
そこで本システムでは集計項目について標準化されたコードと語彙を導入しこれをマスタテーブルとして定義します。
本システムではマスタテーブルが下記の機能を実現する上で非常に重要な役割を担います。
Ⅶ.アナライザブルレポートの事例 |
多摩市は毎年、市の全事業を総括する「決算事業報告書」を発行しています。 ここには市全事業の決算データに加えて各事業の目的・趣旨とその年の成果並びに評価が「事業カルテ」として報告されています。 この膨大な資料を従来は冊子としてしか公表されず市民の目にほとんど触れることがありませんでした
多摩市は、この度、本「決算事業報告書」をオープンデータ化しました。
そこでこれを「アナライザブルレポート」とし 合わせて本レポートには政府統計の「市町村決算状況報告」「国勢調査」等の統計も同様に掲載し他自治体との比較についても市民に考える機会と環境を提供します。
その結果, 市民が自らの分析結果や情報を持ち寄り, 市民発意による市,議員への確かなエビデンスに基づく意見や提案を行うことが可能になります。
これまでも市では市民による行政評価市民フォーラム等市民参画による事業評価の仕組みを導入していましたが、テーマやそこで提供する資料は市から指定したものでした。
今後は、より多くの整理された情報から市民が発案しやすい仕組みを提供することで, 市と市民との双方向のデータに基づいた議論がなされ,
各事業について市職員・議員とのエビデンスベースでの対話が促進されることが期待されます.
さらに将来的には, 広く他自治体にも本活動を進めていくことで, 自治体間で情報を共有する仕組みを整えXViewの持ち寄り機能によって比較、分析が可能になるように発展させていきたいと考えています.
Ⅷ.ご利用案内 |
本システムはできるだけ直感で操作できるように構成しています。
また大部分の画面にはその画面の説明を表示しています。
更に各操作ボタンにはでその機能を説明しています。
以上を参照の上、ご利用ください。